音楽が生活に染まりきった過去

こんにちは、みのるしあです♪
音楽という文化は、自身がこれまで過ごしてきた人生において、かなり大きい割合で影響を与え続けてきてくれました。
小学校4年生のころまでは、音楽に興味が無く、テレビで見かける音楽番組や、お店で掛かる店内BGMについても、特に何も思う事が無かったです。
しかし、当時流行っていたポルノグラフティの楽曲にハマりだし、GLAYやラルクの大人びつつ、刺激的な楽曲に興味を持ち、当時のMDプレーヤーのガジェット的魅力にも憑りつかれ、音楽を聴く事、集める事に夢中になりました。
中学に入って、従兄の影響から、ギターやドラムを始め、実際に楽器を始めてみると、これまで聴いていた音源をより深く聴けるようになってきて、模倣したり、セッションしたりしてどんどん楽しみを発見していきました。
楽譜を覚え、いざ演奏してみると、同じフレーズを弾いているはずなのに、プロの音源と自分を比べれば、全く別物に感じ、理由がわからず、それでも根本的に何か違い、音の違いについて興味を持つようになりました。
当時のギター雑誌に、エフェクターの種類の音が殆ど全て音源として入った初心者向けのCD-ROMが付属しており、それを購入して家に帰って試聴。
その時に、オーバードライブ、ディストーションの違い、リバーブ、ディレイ、コーラス、フランジャー等で得られる変化等について知ることができました。
ギター本体のタイプによって音が違う事を知り、GLAYはレスポールが多く、ラルクはストラトキャスター、その他にも、様々な種類があり、毎日ギターカタログを眺めるのが楽しくて仕方なかったです。
その時に見た、ラルクのKenモデルや、Tetsuのベース何かは、よだれが出るほどカッコいいなって憧れていました。
その当時は、とにかく、楽器やエフェクターのカタログ、楽器屋等で貰えるパンフレット、テレビで映る奏者の楽器に興味が溢れ、中毒的に音楽に夢中になっていました。
中学生の時に、当時はお金が無く、お小遣いや家事手伝い、お年玉等で得られたお金で何とか楽器やエフェクターを揃えていきました。
新品はどう考えても無理な金額だったので、主に中古屋で発掘するのがメインでしたが、その宝探しが、夢があって楽しかったです。
ギターの練習は、夜に自分の部屋で弾いていると、夢中になって、気が付いたら朝が来ている事がよくありました。それでも普通に日中過ごしていたので、今となっては、どんな体力だったんだ、と思います。
それから従兄とバンドとしてコピーバンドを楽しみ、高校では友達とバンドを組んで学際でライブしたり、初めてのライブハウスでライブしてみたりと、色々とバンドの醍醐味な部分を楽しみました。
大学でも学校でライブしたり、オリジナルバンドに加入して、実際に本気のバンド活動を経験したりして、基礎的な事から応用的な部分まで知識と経験を得られました。
バンド活動ってとにかくお金がかかって、機材運びが重く、県外移動、実際のライブ、ライブ後のコミュニケーション等、体力もかなり必要で、さらに大人の対応、常識、やりとり等の、人間的な部分のレベルも重要になっていたので、19歳で社会経験がアルバイトしかない自分にとっては、かなり大変でした。
それから、バンドは解散し、自身は社会人で普通のサラリーマンとなって、音楽から少し離れ、別の趣味を謳歌して楽しんでいましたが、やはり何をやっても心の底では、ずっと音楽が気になっており、他の何をして楽しんでいても、音楽で得られる興奮までは達しませんでした。
その時は、ロードバイクで1日80~140㎞のロングライドを楽しみ、観光したり、写真を撮ったり、SNSを始めたり、ジムにハマったりしていました。
一応、将来の夢は、ハイエンドの高額ギターを一本買う事という気持ちはずっと持っていましたが、いざ考えてみると、悩みの迷路に入って戻ってこれなくなるばかりで、どうにも実現するのに時間がかかりそうでした。
それに、ハイエンドギターを手に入れた所で、バンドを組んでそれを活用しようにも、社会人の、人との都合を合わせる難しさ、時間の確保の難しさから、そんなに楽しめないのではないかと後ろ向きな気持ちが出てきていました。
そんな、心の底に音楽、楽器の熱い気持ちが残ったまま、もやもやした気持ちが晴れるキッカケが、ある日突然やってきました。続く。